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いよいよ、イギリスのEU離脱が現実味を帯びてきました。
イギリスは、2019年3月29日(金)にEUを離脱する予定でしたが、延期になりました。
今後は、2019年4月12日(金)もしくは、2019年5月22日(水)の予定です。
この日にちがどちらかに決まるのは、以前から変わらず、イギリスが「合意あり」「合意なし」のどちらのEU離脱を選ぶのかです。
今のところ、反対派の「合意なし」でのEU離脱になるのではないかとの見通しが濃厚です。
この結果については、2019年4月1日(月)に採決されると見られています。
しかし、イギリスのメイ首相は「引き延ばす」ことが目的であって、EU離脱は遅かれ早かれ行われる予定です。
日本が平成から新元号へ変わるころ、イギリスも大きく変わることになるでしょう。
アメリカ大統領選の時は、トランプさんではなく、ヒラリーさんが当選との見通しでしたが、蓋を開けて見たら結果はトランプさんでした。
今回は、良い方向に結果が動いて欲しいものです。
正式なEU離脱は、いつ頃になるのでしょうか?
今後、日本経済や世界経済へどのような影響をもたらすのかも考えてみました。
イギリスEU離脱はいつ?
イギリスは、2019年4月12日(金)もしくは、2019年5月22日(水)の予定です。
その前に気になるのが、「イギリス下院での欧州連合(EU)離脱協定の採決」です。
この採決が行われるのは、2019年4月1日(月)で、日本時間では日付が変わって、2019年4月2日(火)の午前中には結果が出そうです。
▼イギリス下院での欧州連合(EU)離脱協定の採決
現地時間:2019年1月15日(火)
日本時間:2019年1月16日(水)明け方 ※時差は9時間あり、日本の方が進んでいます。
↓延期
現地時間:2019年4月1日(月)
日本時間:2019年4月2日(火)明け方
▼イギリスのEU離脱
現地時間:2019年3月29日(金)の予定
日本時間:2019年3月29日(金)の予定
↓延期
現地時間:2019年4月12日(月)、もしくは、2019年5月22日(水)
日本時間:2019年4月13日(火)、もしくは、2019年5月23日(木)
日本時間で何時?
イギリスは、現地時間で、2019年4月12日(金)もしくは、2019年5月22日(水)にEUを離脱する予定です。
日本とは9時間時差があり、日本の方が9時間早く進んでいます。
今のところ、EU離脱が、何時になるかは分かりませんが、午前9時だった場合は、日本は午後6時=18時になります。
為替や株価も気になって、日中は仕事になりそうにないですね。
イギリスがEU離脱をすることになった経緯は?
2017年3月20日、英国のメイ首相は、「離脱通知」を行うことを発表しました。
「離脱通知」とは、EU(欧州連合)との離脱交渉を正式に開始させるために欧州理事会へ通知をすることです。
「離脱通知」は、2017年3月29日(水)にされます。
当初は、2017年3月27日(月)と予想されていましたが、国内での調整が難航して、延期しました。
イギリスの国民投票での結果が、いよいよ動き始めます。
そして、2019年3月27日に再度、EU離脱の日を延期することを発表しました。
2019年4月1日に採決をとり、「合意あり」「合意なし」の離脱を決定します。
離脱通知とは?
「離脱通知」とは、EU基本条約「リスボン条約」50条に定められているので、それに従って行ったことです。
EU基本条約「リスボン条約」とは、EU加盟国の離脱手続きを定めた条約です。
この条約に基づいて、EUからの離脱への手続きが行われます。
EU離脱は、「国民投票で、みんながEUから離脱したいから、明日から離脱します。」って、簡単にできるものではないです。
手続きの手順を簡単にしても、国民投票→離脱通知→交渉→離脱と、いうステップを踏まなければ、なりません。
「離脱通知」は、国民投票の結果、やっと一歩を踏み出せたと言った感じです。
今後、「離脱通知」がなされて、交渉に入って行きますが、原則、交渉の期間は2年間と定められています。
今回、EUからの離脱は初めてのことなので、「原則2年」と定めていますが、難航することが予想されます。
ヨーロッパで、別の問題が勃発すると、2年以内には終わりそうには思えません。
離脱交渉とは?
EU離脱へ向けて、交渉をしていく必要があります。
EUへ加盟するために、色々と条件をクリアして加盟しましたが、離脱するときも色々と条件をクリアしていかなければ、なりません。
EU側からどんな条件をだされて、イギリス側はどれくらい受け入れられるのか?
お互いの妥協点を見出していく交渉がなされていきます。
ポイントとなるのは、まず、イギリスが今後EU離脱に伴う違約金みたいなお金の面。
次に、イギリス国内にいるEUに加盟している国民をどうするのかという人の面。
以上、大きく分けて2つのポイントがあります。
今までは、同じEUだったから、同じように対応できていた社会保障とか、そういうのがきっと変わってくるんでしょうね。
例えば、今までEU国民年金みたいなのがもらえていたのが、イギリス国民年金に変わります、みたいなのが、起こるんでしょうね。
お金の問題だけじゃなく、制度とか手続きとか、想像しただけでも色々ややこしそうです。
イギリスは、しばらく国内がごちゃごちゃしそうです。
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