
Sponsored Link
こんばんは~(*’▽’)chocoです。
今日の「林先生が驚く初耳学」おもしろかったです。
今日は、リオオリンピックのメダリストの水谷隼選手と登坂絵莉選手も出ていて、オリンピックの話も聞けておもしろかったです。
その中でも、タモリさんが「根暗」と言ってしまったお詫びとして、卓球協会に1000万円を寄付していた裏話は驚きました。
「いいとも」での発言は、色々と影響力がありましたからね。
その他にも、タモリさんがミュージカルは嫌いって言っていたのは、有名な話ですよね。
このことは、また時間があるときに書きたいと思います。
今回、ご紹介したいのは、林先生も会いたがっていた「学力の経済学」の著者でもある慶応大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の中室牧子准教授のお話です。
大人になってからも、自分自身の勉強法に生かせたり、部下の教育に生かせるのではないかと思いました。
勉強をさせたい時に効果的な方法は?
林先生や中室先生の話を聞いていて、そもそも根底にあるのは、「最終的には子供が自主的に勉強をすること」です。
なので、親が勉強を「させる」という認識を持ち続けるのは、おかしなことだと思いました。
とにかく、自主的に行動できるようにきっかけを作ってあげることでは、ないかと思います。
その点を注意しておかないと、ちょっと誤解が生じてしまうのかなって思いました。
それでは、突然問題ですが、以下のうち子どもの勉強時間を伸ばすために一番効果的な方法はなんでしょうか?
1.勉強したか確認している
2.勉強を横について見ている
3.時間を決めて守らせている
4.勉強するように言っている
一番子供にとって効果的なのは、「3.時間を決めて守らせている」でした。
そして、逆に一番効果がないのは「4.勉強するように言っている」でした。
会社で働いている私たちでもそうですよね?
上司からガミガミ「仕事しろ!」って、言われるのが一番意欲をなくしますよね。
会社でなくても、家の中でも家族に「これ、やってって言ったじゃん!」とか、言われると「あー、今やろうと思ってたのにやる気なくした」ってなりますよね。
そして、とても怖いのが「4.勉強するように言っている」は、勉強の時間がマイナスの方向になっている事でした。
なので、言ってしまったばかりに、意欲をどんどんそいでいるという恐ろしい結果でした。
効果的な順番としては、以下の通りです。
時間を決めて守らせている
勉強したか確認している
勉強を横について見ている
勉強するように言っている →やってはいけない!
中室先生が言っていたのは、子供に勉強をさせたいのであれば、親も自分の時間を少しは犠牲にしなければならないということでした。
他人に何かをしてほしい時は、まず自分が動かないといけないといけないということですね。
時間を決めて守らせるのは、社会人でも有効だと思います。
自分自身で、勉強するように仕向けたい時にもこの方法は有効的だと思いました。
実際、資格試験の時など、「まだいいや」って、ついつい先延ばしにしてしまって、ダラダラとやってしまった時は合格できませんでした。
しかし、時間を決めて1日15分でもいいのでやったら、だんだん習慣化してきて、やらない方が気持ち悪くなってきました。
それから、少しずつ問題もわかるようになって来たら、問題を解くのが楽になってきて、さらに楽しくなってきて、集中して勉強できました。
自分でも知らず知らずにやっていたことですが、改めて解説されると、ホントにそうだなと思いました。
ご褒美で釣るのが効果的!
私は、学生の頃はご褒美よりも罰の方が多かったと思います。
全くご褒美がなかったわけではないですが、効果的なご褒美ではありませんでした。
中室先生がおすすめしているのは、「インプット」に対してのご褒美でした。
人間は「目先の利益」が「遠い将来の利益」よりもよく見えます。
例えば、以下のような行動がこれに当てはまります。
「ダイエット中だけど、ついついケーキを食べてしまう。」
目先の利益:ケーキを食べる
遠い将来の利益:ダイエットを行い、健康でいる
「貯金をしなければならないけど、欲しいものを買ってしまう」
目先の利益:欲しいものを買う
遠い将来の利益:貯金をして豊かな老後を過ごす
この人間の心理をうまく利用して、ご褒美を与えると効果的だということでです。
つまり、今勉強をしていることをより高い利益のあるものにしてしまえばいいのです。
さらにご褒美の与え方にも正解、不正解があって、以下のような方法が効果的です。
正解:「教科書を10ページ読んだら200円あげるね」
不正解:「今度のテストで80点以上とったら、2000円あげる」
なぜ、これが効果的なのかというと、子供はどういう勉強法が正しいのかわかっていません。
なので、「本を読む」「宿題をする」という基本的な習慣をつけてあげる事が、学力アップの近道になるからです。
冒頭に話していたことですが、あくまでも勉強は、子ども自身がすること。
親が「させる」ものではありません。
親ができるのは、あくまでも「きっかけ作り」です。
「きっかけ」=「本を読む」=「インプット」
「結果」=「テストで80点取る」=「アウトプット」
世の中に出れば、結果が求められます。でも、その前に必要なのは、「インプット」です。
「インプット」があって、その先に「アウトプット」、「結果」が出ます。
誰でも、「勉強をした」というところが、評価されないと、なかなかやる気が出ませんよね。
なので、はじめのうちはきっかけ作りだと思って、「本を読んだこと」を褒めてあげる。
そして、自分から自主的に本を読む、習慣化してくれば、ご褒美はそれほどいらないのでは、ないかと思いました。
大人でも、なかなかやる気が出ない時は、使えるわざだと思いました。
「習慣化」するには、どうすればいいのか?これを突き詰めていくだけだなと思いました。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。