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こんにちは~(*’▽’)chocoです。
女子レスリングの吉田沙保里選手の銀メダルに、日本中が信じられない想いに包まれていることでしょう。
私も、女子レスリングの試合を生で見ていました。
日テレの桜井翔くんと澤穂希のいるスタジオは、もう、お通夜状態で、テレビで放送するのが辛すぎるほどの空気感でした。
そんな中でも、試合終了後に現地でインタビューを行わなければならない、インタビュアーさん。
時々、そんな質問は酷すぎるって、思うようなこともあるけど、今回は涙が誘われました。
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試合後のインタビュー内容
――残念な結果になったが、今の気持ちは?
(号泣しながら)メダルが目標だったのですが、最後の最後で負けてしまって、悔しいです。たくさんの方に応援していただいて、本当にありがとうございました。
――一番の敗因は?
最後、気持ちで負けてしまいました。
――試合の途中で、いつもと違う感じはあったか?
相手の押しが強くて、どうしても私に勝ちたいんだなというのが伝わってきて、空回りした部分はありました。
――過去の対戦成績から安心した部分は?
いつもと違う感じは多少あったかもしれないですけれど、決勝なので、上がってくる人が強い。やっぱり気は抜けないと思っていたんですけれど、そこに落とし穴があると思ってはなかったです。
――試合前、怖さや不安は払拭(ふっしょく)できたか?
泣いても笑ってもあと6分ということで、気持ちよく組んでいたんですけれど、最後出し切れずに、取り切れずに負けてしまったので、残念です。
お父さんに4つ目の金メダルをあげたかった――試合後、マットでどんなことを考えていたか?
いろいろな人に、金メダルを取って見せると約束していたので、それもかなわなかったし、応援してくださった方に申し訳なくて……。日本選手団の主将として役目を果たせなかったことがとても悔しいです。
――スタミナ面はどうだったか?
スタミナはまだあったんですけど、タックルも守り切れなかったです。
――国際大会が1年ぶりだったが、準備は十分だったか?
研究材料もいただいていたので、関係ないと思っています。
――この4年間の道のりを振り返って。
いろいろなことがこの4年あって、自分は引退とは思わず、このリオに向けてやってきたので、そこは本当に4連覇をしたかったので。ずっと頑張ってきたことが、最後の最後、出せずに終わってしまうことが、本当に情けないです。
――(亡くなった)お父さんに4つ目の金メダルをあげたかったと思うが?
あげたかったですね。
――お父さんがいなかった影響は?
いや、たくさんの方に支えてもらっているので。はい、大丈夫です。
――お父さんには何と伝えたいか?
「金メダルを取れなくてごめんね」と言います。
――お父さんの写真や形見を持って試合に臨んだか?
私は持ってきてないですけど、お母さんたちが持ってきていました。
――試合後、お母さん、お兄さんとどんな言葉を交わしたか?
「ごめんね」と言ったら、「ここまで連れて来てくれただけでいいよ。ありがとう」と言ってくれました。
――自分を褒めてあげてもいいのではないか?
やっぱり、金メダルが取りたかったなと……。ここまでやってきたことは、30年レスリングをやってきたので、ここまでやってこれたことは本当に自分でもよく頑張ったなと思います。
インタビュアーのコメント
― 素晴らしい試合でした。今の気持ちを振り返ってください
(吉田選手は号泣しながら)「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルに終わってしまって申し訳ない」
― そんなことないですよ。素晴らしい戦いでした
「日本選手の主将として金メダルを獲らなければならないと思って、ごめんなさい」
―決勝戦、非常に厳しい戦いでしたが、あえて敗因をあげるとしたら?
「やっぱり自分の気持ちが、最後は勝てるだろうと思って、とりかえしのつかないことになっていまって・・・」
―そんなことは誰も思ってないと思います
(中略)
「最後は自分の力が出し切れなくて・・・」
―日本中では拍手を送ってくれていると思います。素晴らしい銀メダルでした。ありがとうございました。
日本中が、いや世界中が、金メダルを獲ると思っていた所のこの結果でした。
しかし、誰も「ごめんなさい」と謝ることはないと思って、インタビューを聞いていたと思います。
その気持ちをこのインタビュアーは、代弁してくれました。
このインタビューで、またもらい泣きしました。
ホントに感動しました。
吉田沙保里選手、お疲れさまでした。
インタビューの映像はこちら→gorin.jp>吉田沙保里インタビュー(レスリング フリースタイル女子53kg級決勝後)
インタビュアーは誰?
調べたところ、三瓶宏志アナウンサーという情報を得ました。
はっきりとした落ち着いた受け答えは、さすがNHKですね。
民放の女子アナだったら、インタビューどころではなかったでしょう。
三瓶宏志アナウンサーは、閉会式の中継も担当する予定です。
三瓶宏志アナウンサー(さんべ こうし)
生年月日:1969年5月6日
出身地:福島県南会津郡只見町
出身校:福島県立会津高等学校→明治大学政治経済学部卒業
所属局:NHKグローバルメディアサービス
入局年:1992年(平成4年)
普段は、スポーツ担当
2013年、第95回全国高等学校野球選手権大会で初めて決勝戦のテレビ実況を担当。
2014年、名古屋場所で初めて千秋楽幕内テレビ実況を担当。
・スポーツ競技経験:中学時代に野球、水泳、クロスカントリースキー
・オリンピックで記憶に残るシーン:北京五輪男子マラソン・佐藤敦之選手 調子を崩してふらふらでフィニッシュしたが、しっかりとコースに頭を下げた姿が忘れられない。
最後まであきらめない頑張りと、すがすがしい最後の態度に、同じ会津人として誇らしく感じたのを覚えています。
・リオオリンピックへの抱負:スタジオキャスターはこれまであまり経験のない仕事ですが、他のキャスター陣と力を合わせて、日本にオリンピックの熱を伝えられればと思います。
訂正追記 2016年9月20日
「ゴン中山とザキヤマのキリトルTV」で、テレビ東京の増田アナの映像が映っていたそうです。
私は、その番組を見れなかったのですが、増田アナとのことです。訂正いたします。
テレビ東京の増田和也アナウンサー(ますだ かずや)
生年月日:1982年1月3日
出身地:群馬県前橋市
出身校:群馬県立前橋高等学校→新潟大学理学部自然環境科学科卒業(地学専攻)
担当番組:和風総本家、ウイニング競馬、スポーツ中継、歌いーな、ほか
入社年:2004年
若くて、イケメンなアナウンサーだったんですね。
すみません。テレビ東京をあまり見ていないのか、このアナウンサーの方を存じ上げませんでした。
イケメンで優しいコメントもできるアナウンサー。これから期待のアナウンサーですね。これからは注目しておきます。
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同感です。
よくぞ言ってくれたと、思いました。
心が温かくなりました。
キリトルで試合直後のインタビュアーが写っていてテレビ東京の増田和也アナウンサーでした。
mrioさん、ご指摘のコメントありがとうございます。
追記訂正いたしました。