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こんばんは~(*’▽’)chocoです。
今日の「マツコ&有吉の怒り新党」の新三大○○調査会は、とても感動するテーマでした。
写真家・富岡畦草(とみおかけいそう)が、次世代に残したい写真でした。
富岡畦草さんは、90歳のおじいちゃんで、現役の写真家です。
戦後間もないころから、同じ場所で何年も写真を撮り続けている定点写真家です。
もう、100歳に近い高齢のため、何とかこの定点写真を続けて行って欲しいという思いが番組からも伝わってきました。
深夜番組、しかも「マツコ&有吉の怒り新党」なのに、とても感動しました。
こんなにすごい方なのに、あまり知られていなかったので、皆さんにも知って欲しいと思いましたので、調べてみました。
写真家・富岡畦草とは?
富岡 畦草(とみおか けいそう)
生年月日:1926年
出身地:三重県
神奈川県藤沢市村岡在住
1945年、特攻隊志願兵として終戦を迎える。
1948年、日刊スポーツ新聞写真部に勤務。
1950年、人事院広報課に勤務する傍ら「定点観測式撮影法(定点撮影)」という発想で、身辺の記録写真を実践。
1955年長女が誕生、成長記録を毎日撮影し始める。
1958年日本写真協会新人賞受賞。現在まで藤沢市の生涯学習講座の講師として長年携わる。
<著書>
「鎌倉の散歩みち」(山と渓谷社、1964)
「消えた街角-東京-(富岡畦草・記録の目シリーズⅠ)」(玄同社、1992)ほか
「月刊日本カメラ」で連載中(2004.1月号〜)
親子三代で定点撮影を支える
富岡さんの年齢を考えると、定点撮影を続けるのは切実な問題です。
それを引き継いだのが、娘の三智子さんと孫の碧美さんです。
定点撮影を行った場所は、時間の経過で、外観が変わってしますので、畦草さん曰く「勘」です。
その定点の位置を体で覚えさせるために、娘の三智子さんと孫の碧美さんを連れて、銀座に出かけていました。
新・3大 写真家・富岡畦草の次世代に託したい定点写真
1.「交差点」
畦草さん曰く、交差点には時代が現れる。
中でも、世界的に親しまれている交差点は、「銀座4丁目の交差点」でした。
撮影を始めた頃は、路面電車がまだ走っていたり、とび職人が命綱なしで、三越のビルを作っていたり・・・。
たった一枚の写真なのに、時代を物語っているし、写真から読み取れるものがたくさんありました。
写真だけではなく、畦草さんの解説も次世代に語り継いでいかなければ、ならないなと思いました。
2.「駅前広場」
新橋の駅前広場。
今では、SLが展示されていますが、富岡畦草さんが撮影を始めた頃には、まだSLは展示されていませんでした。
今SLが置いている場所は、舞台でした。
まだ、当時テレビが貴重な時代で、舞台の両脇には、テレビが2つ設置されていました。
そのテレビを人の脇からちらっと、覗き込みようにみんなで見ていました。
当時の様子を富岡畦草さんは、「とてもいい人達が集まる場所だった。」と、懐かしそうに解説してくれました。
この新橋の駅前広場は、駅のホームから撮影されていました。
マツコさんも疑問に思っていたことですが、「あそこに看板とか建ったら、定点撮影できないわね?」と。
しかし、この疑問には富岡畦草さんは、答えを出していました。
「空撮」です!
さすが、富岡さん写真家の経歴が違いますね!
きっと、ドローンも使いこなして撮影をしているんでしょうね。
3.家族
娘の三智子さんが子供の頃から、風景と一緒に家族写真を撮り続けていました。
しかし、娘の三智子さんが成人を迎え自宅を離れ、富岡畦草さんの奥さんが亡くなり、空白の数年間がありました。
それから、月日が流れ、今度は娘の三智子さんが、母親になって戻ってきている姿が撮影されていました。
それから、現在の「家族」として、娘の三智子さんと孫の碧美さんを畦草さんが撮影していました。
その時スタッフが「畦草さんは、一緒に写った事ってありますか?」と気づいてくれて、家族三人で写真を撮ることができました。
「生前は、こんな姿だったと語れる写真ができました」と、照れくさそうにおっしゃっている畦草さんが、とてもかわいかったです。
畦草さんは、これまでは撮るばかりで、撮られることはほとんどなかったそうです。
貴重な一枚になって良かったなぁと思いました 。
「マツコ&有吉の怒り新党」
【新・3大 写真家・富岡畦草の次世代に託したい定点写真】
テーマ“駅前広場”で『ホームにて』♪ pic.twitter.com/DYv9CgxR1J— yakai (@yakai_) 2016年8月3日
今日の新・三大📷 富岡畦草さんの定点写真、良かったな〜。特に最後のこの家族写真が素敵だった👩👴👩 #怒り新党 pic.twitter.com/RLNEc4ia4i — ナツエ (@nuts_728) 2016年8月3日
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