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こんばんは~(*’▽’)chocoです。
今日の林先生の初耳学は、色んなことを考えさせられた回でした。
夏休みと言えば、「ラジオ体操」の季節ですね。
「ラジオ体操」ができたのは、昭和3年。
昭和天皇の即位の式典があったのが、昭和3年だったことから、NHKも何か大きなことをしたいと「ラジオ体操」が始まりました。
当時は、ラジオしかなかったのに、全国に「ラジオ体操」は普及しました。なぜでしょう?
ラジオ体操はどうやって広まった?
ラジオ体操は、NHKと現在の「かんぽ生命」が広めました。
国民に長生きをしてもらわないと、保険金の負担が多くなり、保険会社は潰れてしまいます。
それを防ぐために国民に長生きしてもらおうと考えました。
その保険会社の思惑と、NHKの思惑が一致し、全国の「かんぽ生命」の職員がラジオ体操を広めていきました。
ラジオ体操を図解にした資料を基に、実際に体操を実践して、広めていきました。
ある程度広まっていくと、各地で自然発生的にサークルができて、ラジオ体操が広まっていきました。
元々、NHKがラジオ体操を思いついたのは、ソ連が国民全員ができる体操があったからです。
何か、国民全体を動かすときに役立つのではないか?という思惑もありました。
ラジオ体操の本当の意味!
ラジオ体操は、以下の3つのことの象徴だと言われています。
身体の近代化
身体の国民化
時間の近代化
それぞれの意味を解説していきましょう!
身体の近代化
身体の近代化とは、体を健康に保とうと運動をする事です。
それまでは、ラジオ体操なんかありませんしね。
現代では、ラジオ体操は私たちの生活に浸透していますが、これこそが近代化ですね。
身体の国民化
この話は、結構怖いです。
日本人ならラジオ体操はほとんどできると思います。
あのラジオから音楽が流れれば、正確には踊れないにしても、大体はできると思います。
これが政府が狙っていたことでした。
戦争が起きた時に、「こういう風に動け!」と、国民に命令をしたら、動けるということです。
私たちの体は、政府によって国民化されているのです。
時間の近代化
これは、なるほど!と思う話です。
大体の会社が9時から始まりますよね?
こういうことが、自然にできるようになったのは、6時半からラジオ体操を決まった時間にするようになったからです。
それも、当時はラジオしかなく、録音とかないので、日本中で6時半からラジオ体操です。
想像したら、恐ろしい統一感ですね。
国民の時間も知らず、知らずに管理されているのですね。
林先生は最後に一言、以下のように言われていました。
「国家は生きている人間を徹底的に管理する」と。
自分の人生は、自分のものだ!と思っていたけど、現代は、見えない檻の中で生きているものなのですね。
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