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イギリスのEUの合意なし離脱が現実味を帯びてきて、物流の大規模訓練を行っているニュースを見ました。
遠い国の話のニュースで、こんな事に訓練するの?と「ウケる~」と言い、笑ってしまいました。
しかし、それと同時にイギリスってそんなに深刻なの?と、同時に不安も感じました。
今、最も注目されるのが「合意なし」でのイギリスのEU離脱です。
2019年3月31日、イギリスがEUから離脱します。
その際、イギリスがEUとの離脱条件に合意しないまま離脱を強行しようとすると何も取り決めがないことになるので、今まで自由に行き来できていた物流に混乱が生じるのでは?と懸念されています。
この不安は的中してしまうのでしょうか?
それとも杞憂に終わって笑い話になるのでしょうか?
日本への影響はないのでしょうか?
私と同じように素朴な疑問をお持ちのあなたへ私が調べたことをお伝えしていきます。
イギリスのEU離脱「合意なし」離脱が決定するのはいつ?
2019年1月15日前後に、イギリスのメイ首相は、EUからの離脱の条件を定めた離脱協定案の議会採決を行おうとしています。
今のところ、この結果は「合意できるか!」っていう方の「否決」になる可能性が高いと見られています。
簡単にいうと、イギリスとEUがけんか別れになるので、今後のことが何も決まらないままEUから離脱することになります。
イギリスが「合意なし」でEU離脱になると何が起きる?
イギリスがEUを離脱して一番大きな影響が出るのは、人やモノの往来です。
今までは、EUのおかげでヨーロッパはひとつの国のように、人やモノが行き来でてきいました。
しかし、イギリスがEUから離脱すると「国境」が復活します。
今までも国境は存在していますが、実質的な国境はなく、税関などはスルーでした。
2019年1月15日前後、合意なし離脱
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2019年3月31日、イギリスがEUを離脱
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2019年4月1日、税関チェック復活
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税関での時間がかかる
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20キロの渋滞が発生するとの見込み
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久しぶりの税関チェックで両者とも不馴れで混乱
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イライラで事件、事故が勃発?
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ヨーロッパ全体の経済に影響?
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ヨーロッパ経済が冷え込む?
今のところ、物流への影響が差し迫っていますが、今後は人や会社などにも影響も表面化してきそうです。
日本への影響はどうなるのでしょうか?
イギリスのEU離脱日本への影響は?
イギリスにはたくさんの日本企業があるので、他人事ではありません。
2019年1月11日(日本時間の11日未明)に、イギリスのメイ首相が安倍首相と会談しました。
イギリスのEU離脱は日本への影響も大きいので、「合意なし」の離脱はしないように安倍首相もお願いしました。
メイ首相も日本の首相がこの時期に訪問してくれたことには、好意的に受け止めてくれた様子でした。
また、共同声明にも、イギリスがEUからの「合意なし」の離脱を回避することへの期待が明記されました。
心配されていた「合意なし」の離脱は、日本のおかげで回避できるかもしれません。
イギリスのEU離脱については、最後まで目が離せませんね!
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